よもぎ蒸しとは?
中国では約800年前、韓国では約600年前から伝わる伝統的な健康法です。
日本においては、よもぎはかすり傷や下痢止めなど、外用だけでなく内服として活用されてきた歴史があります。
よもぎを煮出し、その蒸気を下半身(膣粘膜や肛門)を中心に身体全体に浴びて吸収させ、あたためる事を「よもぎ蒸し」と呼ぶようになり、現代ではこの方法が主流となっています。
よもぎハーバル協会では、よもぎに加えて十数種類の漢方を混ぜ込み、日本人の体質や風土に合わせた処方を漢方医に依頼し、オリジナルブレンドを制作しております。
免疫細胞が正常に働く理想の体温は、36.5度以上、体温は1℃下がると免疫力が30%下がると言われていますので、よもぎ蒸しでしっかりと温め、それに併せて、体温を上げるような食事や衣類の着用をオススメ致します。
① 温熱効果
よもぎ蒸しの効果は、まさにここでしょう♪
「身体をあたためる」という事は、世の中にも広まっている大きな特徴のひとつです。
よもぎ蒸しは、下着を脱いで膣、肛門、子宮などをあたためているので、芯から温もりを感じます。
末梢まであたたかさの持続を感じたり、女性にとって最も冷えの強い臀部や腹部、大腿部もほんわりと柔らかく、緩まっていくのを感じるでしょう。
よもぎは、温熱効果として酵素を身体の隅々まで届けてくれる有機ゲルマニウムの作用で、新陳代謝が良くなり、抹消血管は拡張しますので循環にも影響します。
➁アロマテラピー効果
漢方の世界でのガイヨウには、多くの薬効があります。
また、よもぎは、「ハーブの女王」と呼ばれているほど、その効果は絶大で世に知れ渡っています。
お茶として飲む、薬草として付ける、お風呂に漬ける、アロマとして嗅ぐ、お灸のために燃やすなど多岐にわたって親しまれてきました。
よもぎの香りに含まれる成分に、自律神経を整える効果があると言われ、その成分をシオネトールと言います。
交感神経の働きを鎮め、副交感神経を優位にする働きがあるのでリラックスする事ができます。